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座っている時に腰が痛くなる原因は?原因から予防法まで徹底解明!

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こんにちは!

ゆあ整骨院の濱口です(^-^)

 

突然ですが、座っている時に腰が痛くなることはありませんか?

腰痛にも色々なタイプがあり、特に座っている時に腰の痛みが強くなるタイプの方は多いです。

 

今回はそんな座っている時に腰が痛くなる原因と、その予防方法について解説したいと思います(^^♪

 

目次

座っている時に腰が痛くなるのはどうして?

ズバリ!これは一言でいうと、姿勢が原因です!

 

しかし姿勢と一言で言っても、あまりにも幅が広すぎますよね(^^;?

なのでここでは特に重要となる骨盤に注目してお話しさせていただきますね!

 

骨盤の動きの中には、前傾(ぜんけい)と後傾(こうけい)という動きがあります。

簡単に言うと前傾は腰を反るような動きで、後傾は腰を丸めるような動きになります。

 

ちなみに前傾が強すぎると反り腰になり、後傾が強すぎると猫背になりますので覚えておいてくださいね(^^)/

 

さて、この骨盤の動きの中で座っている時に腰が痛くなるのは、骨盤のどの動きが原因で起きるのでしょうか?

 

それは骨盤の後傾になります!

 

骨盤の後傾が座っている時に腰が痛くなる原因?

では、何故骨盤の後傾が座っている時に腰が痛くなる原因なのでしょうか?

 

それは骨盤の後傾を起こす事によって、骨盤の不安定感が強くなるからです!

 

どういう事かというと、骨盤の後傾というのは誰しも起こる動きなのですが、後傾が強すぎると仙腸関節(せんちょうかんせつ)が緩むポジションになります。

 

関節が緩むということは、その周りを補強している靭帯が緩んでいるということになりますので、仙骨と腸骨という骨同士に剪断力(互い違いの力のこと)が働きます。

 

すると、骨盤を後ろから補強している靭帯があるのですが、これが痛みを感じるセンサーが豊富にある為、骨盤の後傾が強すぎて関節が不安定になると、痛みの刺激を拾うようになってしまうのです。

 

それ以外にも骨盤の後傾に伴って腰椎という腰の骨も丸まり、椎間板へのストレスも強くなりますので、進行すれば椎間板ヘルニアのリスクも高くなります。

 

これが、座っている時に腰が痛くなる原因の有力な説です!

 

骨盤の後傾が強くなってしまう理由は??

ここまでで骨盤の後傾によるリスクをご理解頂けたかと思いますが、そもそもどうして骨盤の後傾が強くなってしまうのでしょうか?

 

これはいくつか理由はありますが、大きく分けて2つの理由が考えられます。

 

まず1つ目は、体幹やお尻周りの筋力低下です。

 

人間は、骨盤を前傾と後傾の中間くらいに留めておくことが理想だと言われています。

つまり、どちらに偏っても良くないという事です!

 

骨盤の前傾と後傾の中間を保つには、大殿筋(だいでんきん)多裂筋(たれつきん)という筋肉が特に重要だと言われています。

大殿筋や多裂筋の細かい働きはここでは割愛しますが、両者ともに骨盤の前傾や腰椎の前弯(腰を反らす動き)に大きな貢献をする筋肉です。

 

もともと腰痛をお持ちの方は、両方の筋肉が筋力低下ないし、うまく使えていない方が多い傾向にあります。

これが1つ目の理由です。

 

そして2つ目の理由は、股関節の可動域制限です。

 

股関節は様々な動きを求められる関節ですが、その中でも股関節の屈曲(曲げる動き)が制限させるケースが多いです。

 

股関節の屈曲の可動域制限があると、もも裏の筋肉であるハムストリングスが硬く傾向にあり、そのせいで骨盤を前傾のポジションに持っていくことが難しくなります。

 

したがって、骨盤の後傾が強くなって腰に痛みを伴ってしまうのです。

 

これが2つ目の理由です。

 

ちなみに、ハムストリングスが硬いかどうかを調べるときには、立っている状態から膝を伸ばした状態で前屈動作がどこまで行くかを見てみて下さい!

 

指先と床との距離が10cm以上ある場合は、ハムストリングスがかなり硬くなっている可能性が高いです(T_T)

 

座っている時に腰が痛くなるのを治すには??

これは強すぎる骨盤の後傾を修正することです!

 

全てが骨盤の後傾が原因ではありませんが、痛みが出現する理由として最も頻度が高いのが骨盤の強すぎる後傾です。

 

裏を返すと、これと逆の事をすれば座っている時に腰が痛くなるのを予防することが出来ます!

 

では、具体的に何をすればいいのでしょうか?

 

まず簡単なところで言うと、ハムストリングスの硬さを取ることです!

具体的にはハムストリングスのストレッチが良いと思います!

 

ハムストリングスのストレッチのやり方は、おかもと整形外科さんが分かりやすく解説されているので、そちらをご参照ください(^^)/

 

その他で言うと、大殿筋や多裂筋などのトレーニングがありますが、その方の状況によっては実施が難しいものもございますので、まずはハムストリングスのストレッチをおすすめします!

 

まとめ

・座っている時に腰が痛くなるのは、骨盤の後傾が原因

 

・骨盤の後傾が起こる理由は、お尻周りや体幹の筋力低下または、股関節の屈曲可動域制限である

 

・骨盤の強すぎる後傾を改善するには、ハムストリングスのストレッチが有効

 

いかがでしたか?

座っている時に腰が痛くなるという症状は結構多いです。

 

少しでも症状が軽減出来るように、ご自身で出来る範囲で予防に努めてみて下さいね(^^♪

 

他にも腰痛関連の記事を書いておりますので、こちらも参考にしてみて下さい(^^)/

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