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肩凝りや肩の痛み、そもそも肩の関節ってどんな関節?

  • 施術関連

こんにちは(^^)/

ゆあ整骨院の髙橋です!

今回は飯能市の、ゆあ整骨院でも多く問い合わせのある、肩の疾患について、お知らせいたします!(^^)!

 

肩の痛み、肩こり、実際に問診や検査をすると、単純なものではなく、病名が付く方もいらっしゃいます。

ひとえに肩と言っても、どんな関節なのか?

僕たち柔道整復師は、どのように肩を診ているのか?

僕たちの肩の疾患の見立てなど、お伝えさせて頂きます!(^^)!

 

今回は治療家寄りな、内容かも知れませんが、お付き合いください。

肩の痛みや、症状でお困りの方は、この記事を読めば、どこが悪いのかわかるかも?

早速お伝えしていきます(^^)/

 

 

 

 

そもそも肩の関節とは?


 

 

ひとえに、「肩」と言っても、肩の関節は3つの解剖学的関節と、3つの機能的関節と6つの関節が存在します。

どういうことかと言いますと…。

 

 

 

 

肩にある関節

 

解剖学的関節

  • 肩甲上腕関節 (上腕骨と肩甲骨で構成される関節)
  • 肩鎖関節 (肩甲骨の肩峰と鎖骨で構成される関節)
  • 胸鎖関節 (胸骨と鎖骨で構成される関節)

解剖学的関節とは、関節を構成する組織のある関節(関節包、軟骨etc)

要は一般的な関節です!

 

機能的関節

  • 第2肩関節 (肩峰と上腕骨の間)
  • 肩甲胸郭関節 (肩甲骨と体幹(肋骨)の間)
  • C-Cメカニズム (鎖骨と烏口突起の間)

機能的関節とは、関節を構成する組織はないが、機能的に関節の役割をする関節。

え?ここも関節なの?というような関節です。

 

 

上の図の、赤いのが解剖学的関節、青いのが機能的関節です。

大きく2つに分けさせて頂きましたが、一般解釈であれば、肩には6つも関節があるのだという認識で大丈夫です。

 

肩関節は、この6つの関節を有することで、僕たちの知っている肩関節の動き、自由に動かすことができます。

逆に、肩関節周囲の軟部組織、各関節の機能障害により、可動域制限や不安定性、疼痛を生じやすい場所と言えます。

 

僕達が、肩の痛みがある患者様には、まず以上6つの関節が正常に動いているか評価します。

痛みの部位に問わず、正常な関節運動の軌跡を描けない場合に、痛みを生じることが多いからです。

 

他にも肩には、関節を安定化させるために、関節包や靭帯、筋肉群があります。

ではでは、どんなものがあるのでしょうか?

 

 

 

 

肩を安定化させてくれる構造


 

 

肩にはじっとしている時(気を付けの姿勢)に関節を安定に保ってくれる機構を、静的安定化機構と、肩の運動をしている時に、安定に保ってくれる機構、動的安定化機構と2つあります。

 

診かたとしては、じっとしてても痛いのか?

動かしてどこが痛いのか?

以上の質問である程度、ふるい分けします。

 

ではでは、安定化機構2つとは?

 

 

静的安定化機構

  • 骨形態 (肩の各関節を構成する骨組織の個体差)
  • 関節唇 (関節を構成する軟骨組織(繊維性軟骨))
  • 関節包 (関節を包む袋)
  • 靭帯 (上関節上腕靭帯、下関節上腕靭帯etc)

 

動的安定化機構

  • 回旋筋腱板 (棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)
  • IST muscles (肩甲胸郭関節の運動に関与する筋肉)

 

以上が肩関節が安定するための、基本機構です!

 

肩の運動を強要しない動作で、肩周囲が痛む場合、静的安定化機構の障害を疑います。

 

例えば…。

そもそもの骨形態、骨自体の形により、関節がしっかりはまっているのか?

軟骨自体に関節が、うまく機能しない原因があるのか?

関節包や靭帯が働かないがゆえに肩に問題が出るのか?

 

静的安定化機構で問題がある場合、徒手療法での根治は厳しいですね(;’∀’)

根治というより、動的安定化機構の強化で、悩みの本質を叩く感じになります(´;ω;`)

 

 

というのも、動的安定化機構にある、回旋筋腱板(ローテータカフ)は肩甲骨の関節窩に、上腕骨を引き付ける作用があります。

IST musclesは肩甲骨の安定化に働きます。

この筋肉が働くことにより、肩関節の安定化に関与するため、肩関節が不安定な場合、強化やアクティブにする必要があります。

 

強化の仕方や、セルフケアは、ここでお伝えすると長くなりすぎるので、今後こうご期待で!

次は、肩の運動についてお伝えします(^^)/

 

 

 

肩の運動


 

 

肩の運動は、前述した関節や、機構が働き、協調し合って行われます。

代表的な運動は以下に上げる3つです。

  • 肩甲上腕リズム
  • 臼蓋上腕リズム
  • 鎖骨の動き

 

以上の動きが全て正常に動くことにより、初めて肩の関節は、皆さんが知る、肩の動きを行えます。

 

では、どんな動きなのでしょうか?

 

 

 

肩甲上腕リズム

 

 

腕を挙上180度(まっすぐ上に手を上げた状態)の姿勢になると、単純に上腕骨(腕の骨)だけが上に上がるわけではありません。

各関節や骨が、動いて腕の挙上180度をとります。

その時に重要な動き一つに、肩甲上腕リズムがあります。

 

腕(上肢)を挙上180度するのには、通常、肩甲上腕関節(上腕骨と肩甲骨の関節)約120度肩甲胸郭関節(肩甲骨の位置)が約60度、腕が上に上がるように動いて、肩関節の動きが達成されます。

この時の、肩甲骨と上腕骨の動きの連動を、肩甲上腕リズムといいます。

 

僕たちは、腕を上げると痛む、という方は、実際にこの動きが正常に行われているかも確認します。

腕を上げて痛む、もしくは上がらない方の大半は、この動きに障害があります。

逆にこの動きをスムーズに行えれば、腕の動きを改善できます。

 

ここからは専門的になりますが(ネタばれ)

実際に当院で、肩甲上腕リズムを改善する場合、胸鎖関節肩鎖関節肩甲骨の運動胸椎の動き(アライメント調整)をメインで施術します。

 

腕を挙上するにあたり、胸鎖関節は鎖骨の動きの支点になり、肩鎖関節は肩甲骨の動きの支点になります。

肩甲骨は、腕を上に上げる際、肩甲骨の挙上、前突、後退と3次元上の運動が必要になります。

胸椎は、腕を上げる動作とともに、伸展、回旋運動を伴います。

 

肩甲上腕関節に、目が行きがちですが、以上の運動がうまく達成できないために、肩甲上腕関節に支障をきたす事が多いです。

って、施術家よりの話になってしまいましたね(;’∀’)

 

まとめると、腕を上に上げた時、ちゃんと肩甲骨と上腕骨が動いているかを確認する。

ということです。

では、次に臼蓋上腕リズムについてです!

 

 

 

 

臼蓋上腕リズム

 

 

臼蓋上腕リズムとは、肩甲骨の関節臼蓋上での上腕骨頭の動きの事です。

この、臼蓋骨頭リズムがうまくいかないと、肩甲上腕関節内において、関節可動域制限、またはインピンジメント(関節面での衝突)を起こします。

 

上腕骨頭は臼蓋面を、腕の各動きに対して縦横無尽に動きます。

腕の挙上(基本動作である屈曲、外転)が出来なければ、そもそも上腕骨は自由に動けていません。

その評価指標として、臼蓋上腕リズムがうまく動作しているのか?をみます。

 

腕を上げる際、挙上初期でship roll(シップロール)が生じ、続いてball roll(ボールロール)gliding(グライディング)挙上150度以上でrotation(ローテーション)が起こります。

挙上角度、並びに肩甲上腕関節の動きで、どのタイミングで痛みが出るか、並びにタイミングの動きを良くして、どう変わるのかで評価します。

 

ここはマニアックすぎるので、お伝えしにくいのですが、簡単に言えば、肩甲骨の関節窩で上腕骨頭が、自由に転がっているかを、僕たちは確認します。

 

次に鎖骨の動きです!

 

 

 

 

鎖骨の動き

 

 

鎖骨の動きは、肩の関節の動きに関係が無い様で、とても重要な働きをします。

鎖骨の動き、関節のアライメント調節をするだけで、肩の関節の動きが改善することも、多くあります。

 

鎖骨は、外側が肩鎖関節、内側が胸鎖関節になります。

前述したように、胸鎖関節は鎖骨の支点になり、肩鎖関節は肩甲骨運動の支点になります。

 

胸鎖関節は骨性の安定性(骨による支持性)はほとんどなく、胸鎖靭帯、鎖骨間靭帯、肋鎖靭帯という3つの靭帯が主に支持します。

靭帯に異常があれば、なにかしら異常が出やすい関節と言えます。

ということは、肩の動きに異常が出やすいという事です。

 

ちょっとマニアックになりますが。

胸鎖関節から見た鎖骨の動きは、3つの動きに分けられます

  • 挙上-下降
  • 水平屈曲-伸展
  • 軸回旋

上肢(腕)下垂時、から上肢完全挙上時にした場合、鎖骨の動きは以下のようになります。

挙上15度、水平伸展30度、35度後方回旋します。

 

次に肩鎖関節です。

肩鎖関節も安定性は低く、靭帯、筋肉群に位置の安定性が依存します。

靭帯や筋肉群は挙げだしたらキリがないので、今後ご紹介いたします(^^)/

 

またまたマニアックになりますが、動きについてご紹介いたします。

肩鎖関節は鎖骨から見た、肩甲骨の位置でみます。

上肢完全挙上位で肩甲骨は15度内転、20度上方回旋、20度後屈します。

そして挙上時の鎖骨は、肩鎖関節内において35度軸回旋します。

 

胸鎖関節、肩鎖関節を見ても、上肢の運動に対して、大きく動きます。

逆に鎖骨が動かない場合、腕が自由に使えないのが以上でお分かりかと思います。

 

実際臨床では、鎖骨の位置や、上肢運動時の鎖骨の動きを見て、異常のある動き、位置異常に対して施術します。

 

肩にまつわる関節は、関節の自由度が高い分、筋肉、靭帯、関節と様々な器官が関わります。

全てが正常に働けば、基本的な障害は生じにくいです。

 

ここまでが、ザックリした説明です(^^)/

これだけの量で、ザックリです(笑)

 

 

 

 

まとめ


 

 

いかがだったでしょう?

肩の関節は奥が深いため、中々情報の多い回になってしまいました(´;ω;`)

これが当たり前なように理解できるなら、治療家になれるかも?

 

「長年、肩凝りと付き合っている」「肩が数年挙がらない」「肩を動かすと音が鳴る」

整骨院で働いていると、以上のような相談をよく耳にします。

 

今回お伝えした関節や筋肉が、大半の原因であることが多いです。

むしろ、今回述べた事が正常で、悩みや疼痛を訴える方は整骨院では、ほとんどいらっしゃいません。

 

もし、肩の症状でお悩みであれば、この記事にあてはめ、確認して頂くのも一つの方法です。

わからなかったり、自分で確認するのが難しければ、当院にご相談ください(*^^*)

 

肩凝りに関してでしたら、高杉先生があげた、コチラもチェックしてみて下さい(=゚ω゚)ノ

肩こりの原因を徹底解明! 筋肉編

 

では、またの機会に(*^^*)

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