肩こりの原因を徹底解明! 筋肉編
- 施術関連
こんにちは!ゆあ整骨院の髙杉です!
多くの人が悩んでいる問題の一つが肩こりです。
「仕方がない・・・」「治ると思えない・・」といって諦めている人も多くいるかと思います。
肩こりと言っても症状や原因は十人十色です。
そこで、今回は肩こりを引き起こしやすい筋肉に焦点をあてて、お話ししたいと思います!
肩こりのメカニズム
そもそもなんで肩こりが起こってしまうのでしょうか?
原因はたくさんありますが、接骨院で働いていて、最も多いなと感じる主な原因を3つほど、
挙げていきたいと思います。
① 同じ姿勢のまま長時間過ごしてしまう
② 力んだままうまくリラックスできない
③ そもそも姿勢が悪い
主にこういった理由により、肩の周辺筋肉が固くなってしまい、血行が著しく低下します。
そうなると、筋肉は固くなっていき、「肩こり」と言われる状態になり、痛みや頭痛、気分の悪さといった症状も引き起こします
肩こりのデメリット
肩こりはありふれた症状の為、軽く考えている人も多くいると思いますが、実は肩こりが身体にもたらす悪影響はたくさんあるんです。
肩こりの自覚がない方も多くいます。
そういった人は、知らない間に肩こりが進行していって‘‘自覚が出るころには大変な状態になっている!‘‘なんてことも多々・・・
その中でも、多くの方が感じている肩こり由来である症状をご紹介します。
あなたも心当たりがあるものがあるかもしれませんよ
・頭痛
・集中力がない、長く続かない
・肩の動きが悪くなる、動かすと痛い
・呼吸が浅くなる
上記の症状がある方は肩こりが強いかもしれません!
痛み止めを飲んでごまかしながら過ごす、なんて言う状態になる前に対処することをおすすめしますよ(*’ω’*)
肩こりの原因となる筋肉
では、今回の本題について触れていきましょう。
1,大胸筋(だいきょうきん)
まず、最初に取り上げる筋肉は大胸筋です
この筋肉は、胸部中央から上腕骨(腕の骨)、まで伸びています。
その為、大胸筋が固くなってしまうと、肩を前方に引っ張ってしまうのです。
俗にいう、「巻き肩」と言われる状態を作ってしまう筋肉の一つになります
デスクワークの方は、かなりの確率でこの大胸筋が固まっています。
ためしに、手を後ろで組んでぐ~っと伸ばしてみてください
ぜんぜん上がらない!!
って方は、大胸筋が固くなっている可能性が高いです!
2,肩甲挙筋(けんこうきょきん)
続いてご紹介する筋肉は、肩甲挙筋です
この筋肉は、読んで字のごとく肩甲骨を上方へ挙げる筋肉です
肩甲挙筋が固くなってしまうと、常に肩に力が入ってしまい、うまくリラックス出来ない状態になってしまいます
この状態は俗に「いかり肩」と言われています。
パソコンを長時間使う人、スマホを頻繁に見る人に多いイメージですね(-_-)
この筋肉をリラックスさせる為には、
1,肩を上方へ挙げる
2,力を抜いて一気に脱力する
このようにすると、肩甲挙筋の脱力状態を作ることが出来ます。
いかり肩で、肩の力がうまく抜けない方は試してみるといいかもしれませんよ!
3,胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
次にお話する筋肉は、胸鎖乳突筋です
この筋肉は、耳の後ろから鎖骨の内側、胸骨まで伸びる筋肉です。
この筋肉が固くなってしまうと、首を前に引っ張ってしまうため、肩こり及び首こりを引き起こします
胸鎖乳突筋が固くなってしまう人の特徴として
・歯の食いしばりが強い人
・高さのあっていない枕を使って寝ている人
・パソコンやスマホをよく使う人
などが挙げられます。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか?
この筋肉のストレッチをご紹介します
ぜひ試してみてください
*右の胸鎖乳突筋のストレッチの方法をご紹介します
1、天井を見るように上を向く
2,左に首を倒す
3,左を向く
この様にすると、首の右前あたりが伸びる感じを、感じ取れると思います。
このストレッチを行うことで、肩~首にかけてスッキリする感覚がある方は、胸鎖乳突筋が固くなっている可能性があります。
4、僧帽筋(そうぼうきん)
最後にお話しするのが僧帽筋です
多くの人が、肩をもむときに抑えるのがこの筋肉になります。
上の写真だと、真ん中の大きな三角形の筋肉が僧帽筋になります。
僧帽筋は上部、中部、下部の三つの繊維に分けることが出来ます
それぞれいろんな役割がありますが、今回は上部繊維に焦点を当てていきたいと思います。
僧帽筋上部繊維は肩や肩甲骨の動きや、安定性に関係します
この筋肉が弱くなってしまうと肩が下がってしまい、俗にいう「なで肩」と言われる状態になってしまいます。
この筋肉は、弱くなってしまうことが多いため
自分はなで肩かも??って思う方は、トレーニングをしてみるといいかもしれませんよ
トレーニングの簡単な方法をご紹介します
1,肩をすぼめる様うに持ち上げます
2,ゆっくりと元の位置に戻します
この動きをだいたい10回程度繰り返しましょう
このトレーニングをやることで、なで肩が改善するだけでなく、肩の血流も良くなるため、
肩こりも楽になることが多いです!
正しい対処を知ろう!
ここまで4つの筋肉とそれぞれの処置法を紹介しましたが、いかがでしたか??
今回は肩こりの原因となる筋肉についてお話させて頂きました
しかし肩こりは筋肉だけが原因で起こるとは限りません。
今後はもっと他の原因についてお話させていただきますのでお楽しみに!