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「呼吸」から心身のコンディションを整える

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こんにちは!ゆあ整骨院の細田です。

 

今回は「呼吸」に関してお伝えいたします。

最近、呼吸の重要性についてよく耳にする機会が増えていますが、ヒトは一日に2万回ほど呼吸をしており、呼吸機能を適切なものにすることができれば心身のパフォーマンスが向上し、多くの悩みを解決できると言われています。

 

 

呼吸機能の改善で期待できることとは??

 

呼吸機能を改善することにより

 

①体内環境

血中phの安定、酸素供給量の改善、血流改善など。

 

②身体機能

身体の安定化、関節可動域の向上、筋緊張の改善など。

 

③精神状態

精神的安定、攻撃性の抑制、集中力の向上、学習能力の向上など。

 

以上の3つ側面にアプローチすることができると言われています。

 

つまり、呼吸が適切な状態になれば、身体の問題から心の問題まで様々な身体の不調を緩和することができるものと思われます。

 

 

しかし、実際のところ90%の人は呼吸が適切にできていないと言われています。

 

その理由として運動不足やストレスなどが考えられます。

 

 

呼吸をするときには呼吸筋と言われる筋肉たちが使われるのですが、生活が便利になり過ぎた現代では、運動量が極端に減り、呼吸筋自体を使わなくなってしまったと考えられています。

 

また、生活の中でストレスが多くなり、交感神経が優位に働くことにより呼吸が浅くなり、その状態が抜けないことにより、常に呼吸が浅い状態となってしまったとも考えられています。

 

 

「適切な呼吸」とは??

 

呼吸が適切にできている状態とはどのような状態かと言うと

 

①横隔膜をきちんと使えている

 

②息を吸う時間の方が短い

 

の2つがポイントになります。

 

 

呼吸の際に使われるメインの筋肉が横隔膜です。

「膜」と書きますが、腹筋や背筋のような筋肉の一つです。

 

 

横隔膜は上の画像にあるように肋骨のカゴにドームのような形で存在し、肋骨や腰椎などの骨格だけでなく、肺や心臓、肝臓などの臓器にも付着しています。

 

息を吸うときには横隔膜は収縮し下がり、ドームは平らになります。

 

息を吐くときには横隔膜は緩み、ドーム状の形に戻ります。

 

 

横隔膜がきちんと使えるかは肋骨のカゴの形(姿勢)に依存しています。

 

肋骨が開いてしまっている姿勢だと横隔膜はドームの形をとることができなくなり、常に平らに近い状態(常に息を吸っている状態)となり、大きく動くことができなくなります。

 

この状態では横隔膜は大きく動くことができない為、深い呼吸はできない状態となります。

 

その為、呼吸は浅く早くなり、息を吸い過ぎ、吐けない状態(=息を吸う時間の方が長く、吐く時間の方が短い状態)となり、交感神経優位にもなります。

 

また、呼吸のメインの筋肉である横隔膜が上手く使えないため、呼吸の補助筋である肩や首の筋肉を必要以上に使って呼吸をすることになる為、肩こり首こりにも繋がります。

 

安静時の適切な呼吸は横隔膜がきちんと使えていて、吸う時間が吐く時間よりも短くなっていることが重要です。

 

横隔膜をきちんと使える為には肋骨のカゴの形、姿勢が重要です。

 

肋骨が開きっぱなし、腰が常に緊張して反り腰気味の人は、まずは肋骨を閉じる、腰の緊張を取ることから取り組んでみてください。

 

 

「呼吸が適切にできない」とはどのような状態か??

 

では逆に「呼吸が適切にできない」とはどんな状態かと言うと

 

①息を吸い過ぎている

 

②口呼吸をしている

 

の2点が挙げられます。

 

1つずつご説明いたします。

 

① 息を吸い過ぎている

 

「不健康な人ほど多く呼吸している」

 

と言われるように呼吸のしすぎは身体にとって良いものではありません。

 

呼吸は息を吸う時間と息を吐く時間に分けられますが、多くの人は息を吸う時間の方が長くなってしまっています。

これは逆に考えると、息を上手く吐けない状態になってしまっていると考えられます。

 

この状態の場合、呼吸が浅くなり、呼吸数は多くなります。

呼吸筋のメインである横隔膜が上手く使えていない状態です。

 

息を吸うことは交感神経と、息を吐くことは副交感神経と結びついていると言われています。

 

そのため、息を吸う時間の方が長い場合、常に交感神経優位となっている可能性が高くなります。

常に交感神経が優位な状態だと身体は常に緊張状態となり、痛みに関して敏感になりやすい状態となります。

 

そのため、ちょっとしたことにでも痛みを感じやすくなり、常に身体に不調を感じやすい状態に陥ってしまいます。

 

 

また、息を吸い過ぎることは、酸素をたくさん吸っていることになりますが、酸素の量が血液中に多くなると血液の㏗のバランスが変わることになり、身体の組織は炎症を起こしやすくなります。

 

このことは、胃腸や消化器官のトラブルとも息の吸い過ぎに関係しているとも考えられます。

 

息の吸い過ぎになっている人の特徴として

 

①口呼吸をしている

 

②安静時に呼吸の音が聞こえる

 

③睡眠時に寝息が聞こえる

 

④よくため息をつく

 

⑤あくびをよくする

 

⑥呼吸の動きがみえる

 

などが挙げられます。

1つでも当てはまる人は普段から呼吸のしすぎになっている可能性が高くなります。

 

 

② 口呼吸をしている

 

 

口は本来、消化器に分類させる場所で、呼吸器ではない為、呼吸に使うべき場所ではありません。

 

安静時の口呼吸にはメリットはありませんので、今すぐに改善させるべき呼吸です。

 

口呼吸のデメリットとして

 

①免疫力が低下する

 

②姿勢が悪くなる

 

③睡眠の質が悪くなる

 

④呼吸量が増える

 

⑤虫歯、歯周病、口臭の原因となる

 

⑥顔の形が歪む

 

などが挙げられます。

 

正直デメリットばかりです。

 

口呼吸をしている人はできるだけ早く、鼻呼吸に代えていく必要があります。

 

 

鼻呼吸のメリットとして

 

①免疫がしっかりと働くようになる

 

②一酸化窒素の働きにより体温が上がり、血液の巡りがよくなる

 

③姿勢が良くなる

 

④体内環境が安定する

 

⑤日常生活や運動パフォーマンスが向上する

 

などが挙げられます。

 

正直、鼻呼吸にはメリットばかりです。

 

 

口呼吸を改善し、鼻呼吸をする為にポイントになるのは舌の位置です。

 

舌の本来あるべき位置は舌が上顎にくっついた状態になります。

 

 

この位置に舌がない場合、口呼吸になってしまっている可能性が高くなります。

 

呼吸をしている時にも舌はこの位置にあるのが理想です。

 

舌も筋肉ですが、他の筋肉とは違い片側しか固定されていないのが特徴です。

 

舌が上顎に固定されることによって首や頭部が安定するともいわれている為、首や肩が凝りやすい人は舌の位置を改善することで首こりや肩こりが良くなることもあります。

 

舌が下がってしまうことのデメリットとして

 

①口蓋の形成不全が起こる

 

②気道がふさがれ呼吸機能が落ちる

 

③睡眠の質の低下

 

などが挙げられます。

 

口呼吸から鼻呼吸に改善する為にも舌の位置の修正は必須になりますので自分の舌が普段どうなっているのか気にしてみてください。

 

まとめ

 

今回は「呼吸」に関してお伝えいたしました。

 

今回の内容を簡単にまとめると

 

呼吸は1日に2万回も行われており、心身のパフォーマンスの良し悪しに大きな影響を及ぼしているが、90%の人が呼吸が適切にできていない。

 

適切な呼吸とは、横隔膜がきちんと使えていること、吸う時間が吐く時間よりも短いことがポイントとなる。

 

逆に適切ではない呼吸は、息を吸い過ぎていたり、口呼吸になっていたりする。

 

日頃から疲れやすい、気分が優れない、いつもどこかに痛みを抱えている、などの不調を抱えている人は呼吸が適切でないことが疑われる為、まずは呼吸の改善に取り組むことが大切である。

 

といった感じになります。

 

今回は、具体的な呼吸状態の評価や改善方法に関してまではご紹介しておりませんので、より詳しく知りたい方はお気軽に相談頂ければ幸いです。

 

身体の調子が悪い、疲れやすい、元気が出ない、と言う方は是非「呼吸を整える」ことから取り組んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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